オーバーホール
今の時期はおとなしくオーバーホールということで、ちょっとした記事を。
まずこいつから
カルカッタxt50
中古美品の格安で入手したこいつをちゃちゃっと捌きます。
まず、巻きが随分と渋い、飛距離も不安定。
ハンドルもやけにガタがあるので...
バラバラw
スコーピオンも一緒にバラバラw
スコーピオンは部品取りなのでどうでもいいです。
まず、巻き重りの原因はレベルワインダー逆転付けの加工が甘いのとレベワイの背面が若干干渉していること。
この2点はすぐ解決したので再加工です。
しかし、ウォームシャフトを回してみるとまだシャリシャリと引っかかる感じが..
ウォームシャフトとレベルワインダーを止めるバーを固定するための金具があるんですが...
こいつです。
これが
ウォームシャフト受けのギアと干渉しているんです。ほかのブログではこう言った症状は見受けられませんが、なぜか私のはここが干渉していたのです。
なので、リューターで削り調整し何とかこれも解決。
しかし!!!まだ巻きが重い...ハンドルを回しても空転せず滑らかではない。
しかもこれは、さっきの金具をネジで締めれば締めるほど渋くなる....
そもそも締め込んで渋くなるなら受けを薄く削るか何かして...って考えていると
こいつがいました。
ウォームシャフト受けのギア側じゃない方のEリングを止めるとこについてたワッシャー。
微々たる薄さながら、いっそのこと抜いてしまえ!と取っ払い、さっきまでの症状が激変w
さすがカルカッタといわんばかりの巻き心地。
あとは組み込んで、ハンドルガタもワッシャー噛ませたり、シム調整でなんとかなりました。
完璧です。
あとキャスト時の飛距離が不安定な症状はベアリングだと判明しました。
ほかのブログの記事でも見ましたが、メカニカル側の小さめのベアリングが悪さをするらしく
そいつも抜いちゃいましたw
そしたら、あら不思議!
別次元のように軽くぶっ飛んでいきますw
この機体...いらん部材多く使ってる気がします。
そしてカルカッタ続きで100DC
バラバラ
内部は非常に綺麗です。
そりゃぁこの子は、常日頃大事にしてますからね。
ささっと余分なグリスを除去し、ボアードのデルタでメインギアをグリスアップしその他をアルファで。
もうヌメッヌメ!の滑らかでやばいですw
そしてオイルは油膜重視でこちらもボアード 製のライトデューティーを使用。
あー、これは良い!!いいですよ!!。
程よい硬さのグリスで巻き心地はかなりいいですね。
個人的にはデルタとアルファの混合が好きです!デルタはアルファほど粘着質じゃないので、もうちょっと粘りが欲しい時は混ぜます。
ただデルタはもともとペースト状の硬いグリスなので、高負荷がかかるリールはこれだけで仕上げても充分いいでしょうけど。
そして今、ベアリングとカスタムパーツ待ち状態のこいつ。
バラバラですが、以前から改造に改造を重ねたレボLV7。もはやギアはSLC用に交換済みで、ドラグはALCのを移植してます。なのでドラグクリッカーまで付いてます。
あとはちょいちょいライムグリーンのカラーパーツが...
スプールはLTXのシャロースプールを装着しています。
個人的に最高傑作のベイトフィネス機です。
あとはベアリングをセラベアにするかしないか。
ずっとシールド付きのまま使用してたので、今回のメンテでオープン化します。
ベアリング各サイズ在庫したいけれど、人に委託されることもないし自分のしかやってないので単品で都度買いです。
ベイトリールメンテなら喜んでやるのにw
スピニング!?専用工具多すぎて手を出していませんw